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ドコモのhome 5Gとテザリングの違いはなに?

#ドコモ home 5G

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ドコモのhome 5Gとは

ドコモのhome 5Gは、2021年8月にサービスを開始した据え置き型のホームルーターを利用したインターネット接続サービスです。

光ファイバーケーブルを利用した固定回線ではなく、携帯電話用の電波による通信であるため設置工事不要で、容量無制限でネット利用し放題であることに特徴があり、5Gの回線も利用でき契約数を伸ばしています。

しかし携帯電話用の電波を利用するということで、「スマホを使ったテザリングとどう違うの?」と思われる方も多いかもしれません。

当記事では、ドコモのhome 5Gとテザリングの技術的な違いや使い勝手、利便性などについて解説します。

ドコモ home 5G

ドコモのhome 5Gとテザリングの通信機能の違い

まずはドコモのhome 5Gとスマホによるテザリングの通信機能の違いから見ていきましょう。

ドコモのhome 5Gの通信機能の特徴

home 5Gは、専用の端末である5G対応ホームルーターを利用して、主にWi-Fiによる無線接続でPCやタブレット、スマホなどの機器と接続し、インターネット通信を行います。

最新のWi-Fi規格であるWi-Fi6に対応し、最大4804Mbpsの速度で通信することが可能。

Wi-Fiの接続機器の位置を検知し、集中して電波を送信することで速度を向上させるビームフォーミングにも対応しています。

LANケーブルを利用した有線接続も可能。

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スマホによるテザリングの通信機能の特徴

テザリングとは、「つなぐ」という意味で、スマホを経由してインターネットに接続する方法です。

スマホによるテザリングの方法は、接続方法により次の3つがあります。

通信速度や接続できる機器の台数はスマホの機種により異なります。

Wi-Fi接続

home 5Gと同じくWi-FiによりスマホとPCなどの機器とを接続します。

電力の消費量が大きく、通信速度は速めです。

複数の機器を接続することができます。

最も幅広い用途に利用できる接続方法。

USB接続

スマホとPCなどの機器をUSBケーブルで接続して利用します。

スマホを充電しながら利用できるので、スマホのバッテリーが切れる心配がありません。

通信速度は速めです。

接続できる台数は1台に限られます。

PC1台でガッツリ利用したい場合に適した接続方法。

Bluetooth接続

スマホとPCなどの機器をBluetoothにより接続します。

電力の消費量が小さく、通信速度は遅めです。

複数の機器を接続することができます。

バッテリー残量に不安がある場合などに適した接続方法。

ドコモのhome 5GとテザリングのWi-Fiによる通信機能はほぼ同等

home 5Gの主な通信機能であるWi-Fi接続とテザリングのWi-Fi接続は、ほぼ同等の通信機能です。

ただし、スマホの性能によっては通信速度や接続可能台数が落ちる場合もあります。

通信機能に関しては、home 5Gとテザリングのどちらを利用してもそれほど違いはないと言えます。

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ドコモのhome 5Gとテザリングの使い勝手の違い

通信機能に大きな違いがないということであれば、使い勝手や利便性はどのように違うのでしょうか?

どのように使い分けると良いか、それぞれの特徴を元に見ていきましょう。

ドコモのhome 5Gの特徴

ドコモのhome 5Gの特徴には次のようなものがあります。

料金プランはhome 5G プランのみ

home 5Gで利用できる料金プランはhome 5G プラン1つだけです。

月額4,950円(税込)でデータ通信容量は無制限です。

直近3日間の利用状況が多い場合は速度制限がかかることがありますが、どの程度の容量を使うと制限されるのか、具体的な数値については公表されていません。

利用できる端末は専用ルーターのみ

home 5Gで利用できる端末は専用ルーターだけなので、回線契約時に端末を合わせて購入する必要があります。

2023年9月現在、発売されている端末はHR01かHR02のみとなっています

価格は高額ですが、毎月の通信料金から割り引く月々サポートが36ヶ月間適用されるので、実質無料です。

利用できる場所は申告した住所のみ

home 5Gが利用できるのは契約時に申告した設置場所住所だけです。

他の場所で使うことはできませんので、モバイルでの利用には適しません。

引っ越しなどで使用場所が変わる場合には、変更の手続きが必要になります。

コンセントからの給電なのでバッテリーの心配は不要

home 5Gの専用ルーターは、コンセントにつないで電源を取るタイプなので、スマホやモバイルルーターと違ってバッテリーの心配をする必要はありません。

接続しっぱなしでも問題ないので、長時間、大容量の使用に適しています。

最大65台の機器を接続可能

home 5Gの専用ルーターHR01は、最大で65台(Wi-Fiが64台、有線LANが1台)の機器を接続することができます。

また、最新のHR02では最大で66台(Wi-Fiが64台、有線LANが2台)の機器を接続することができるようになりました。

自宅や小規模オフィスなどで、PCやタブレット端末、テレビなど複数の機器を接続して利用するのに適しています。

【まとめ】固定回線の代用に適している

以上のような特徴から、ドコモのhome 5Gは光回線などの固定回線の代用としての利用に適していると言えます。

何らかの理由で光回線が利用できない場合などに、固定回線の代用として使う場合に力を発揮します。

逆に、外出先などでは使うことができません。

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テザリングの特徴

テザリングの特徴には次のようなものがあります。

料金プランはさまざま

テザリングは、スマホのデータ通信を利用するものなので、スマホの料金プランの数だけ利用できるプランがあります。

大容量で利用したい場合は、キャリアのデータ通信容量無制限プランを利用するのが良いでしょう。

ただし、キャリアによっては無制限のプランであっても、テザリングで利用できる容量には制限が設けられている場合もあるので注意が必要です。

例えば、ドコモの「eximo」ではテザリングも含めて無制限ですが、ソフトバンクの「メリハリ無制限」ではテザリングとデータシェアを合わせて30GBを超えると速度が低下します。

また、あまり利用しないのであれば、割安な料金プランを利用することで、通信料金を安く抑えることができます。

さまざまな端末を利用可能

スマホによるテザリングは、テザリング機能の付いたスマホであればどれでも利用できます。

最近のスマホであれば、ほとんどの機種で利用できるでしょう。

手持ちの端末で利用できるというメリットがあります。

どこでも利用可能

スマホによるテザリングは、電波が届く場所であれば、どこでも利用できます。

外出先などでPCやタブレット端末などでインターネットに接続したい場合に便利です。

バッテリーの消耗に注意が必要

スマホでテザリングをする場合は、バッテリーの消耗に注意をする必要があります。

特にWi-Fiで行う場合は、バッテリーの消耗が激しいので、コンセントが利用できる場所で使用した方が良いでしょう。

接続できる機器の台数は機種による

スマホによるテザリングは、機種により接続できる機器の台数が異なります。

一般的な機種では、最大5~10台となっています。

【まとめ】モバイルでの利用に適している

以上のような特徴から、スマホによるテザリングは、外出先などで短時間、小容量の利用に適していると言えます。

ガッツリ大容量で長時間の利用には、バッテリーや料金プランのデータ通信容量などの理由から向いているとは言えません。

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ドコモのhome 5Gとスマホによるテザリングの使い分け

ここまで見てきたように、home 5Gとテザリングではそれぞれ特徴が異なるので、目的に応じて使い分けるのがおすすめです。

例えば、ドコモの5Gギガホプレミアを契約すれば、スマホ1台で固定回線の代用も、モバイルでの利用も可能ではあります。

しかし、月額7,315円(税込)という料金を考えると、home 5G プラン4,950円(税込)と割安なスマホの料金プランとで使い分けた方が、価格面でも使い勝手の面でも利便性は高いと言えます。

home 5Gは固定回線の代用として大容量、長時間の利用に、テザリングは、主にモバイルの用途で小容量、短時間の利用にというのが便利です。

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本ページの情報は2023年9月18日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。

※ドコモオンラインショップ上でのhome 5G HR01端末の販売は終了済みです。

※ahamo(アハモ)は91の国と地域で30GBまで無料で利用できる!※15日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
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Profile

この記事の執筆者

長島 圭佑 / Keisuke Nagashima

「株式会社七変化(7henge, inc.」の代表取締役。スマホやアプリ、ネット回線/VPN等のオンラインツールを上手に活用するためのTipsを提供するWebサイト「アプリポ」を運営しています。他にもネット回線速度の投稿型サイト「回線ポスト」を開発・運営し、投稿データの統計値をコンテンツ制作に役立てています。また、LINEMOやpovo等の格安SIM回線各社やVPN等のサービスを実際に契約し、随時快適性や機能性を評価しています。

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会社名 株式会社七変化(7henge, inc.) 会社概要
法人番号 4100001034520
代表取締役 長島圭佑(Keisuke Nagashima)
会社設立 2021年8月10日
個人事業としての創業 2015年7月
事業内容 Webサイトの企画運営事業/Webサービス&アプリの開発&運営事業、Web受託発&マーケティング支援事業等
本店事務所所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22階
資本金 100万円
株主 発行株式の100%を代表取締役が保有
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