povo 2.0でテザリングはできる？できない？料金は？

povoがpovo 2.0に大幅進化してリニューアル

KDDI(au)は、オンライン専用プラン「povo」の提供を2021年3月より開始しましたが、2021年9月にpovoに「povo 2.0」というアップデートを行い、大幅に内容が進化してリニューアルされることが明らかになりました。

povo 2.0は2021年9月下旬に提供を開始し、月額基本料金が0円で利用でき、必要に応じてデータトッピングでデータ容量を追加していく仕組みが話題になりました。

当記事では、以下のトピックについて解説します。

• povoでは追加料金なしでテザリングを利用できる
• プラン容量を超過するとpovo1.0では1Mbps、povo2.0では128kbpsに速度制限される

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povo 2.0でテザリングはできる？できない？

結論から言うと、povo 2.0でテザリングは追加料金不要で提供されます。

povo 2.0公式サイトにおいて、対応端末のページで注釈で一部の端末に対して「テザリングがご利用いただけません」という記載があるため、その注釈に該当しない端末においてはテザリングが利用できます。

テザリング機能を追加料金のかかるトッピングとして提供する発表もなく、povo 2.0では無料・追加料金が不要でテザリングが利用できます。

povo 2.0で通信制限時にテザリングは？

povo 2.0はデータ通信容量(ギガ)を全て消費した場合128kbpsという比較的厳しめの通信制限がかかります。

この通信制限がかかった場合にテザリングが利用可能かどうかは未発表ですが、128kbpsという回線最高速度はとても低速であるため、PCやゲーム機などでのテザリングが、通信制限時にも利用可能であったとしても実用的な速度ではありません。

povo 2.0のテザリング機能の対応機種は？

povo 2.0側でテザリング対応機種を限定しているわけではなく、基本的にスマホ端末側にテザリング機能が搭載されている場合、povo 2.0でもテザリングが利用可能になる見込みです。

(他社のテザリング対応プランにおいても同様にテザリングが利用可能)

スマホ端末側とテザリングするPCやゲーム機等の間で、初回のみ設定が必要になります。

povo 2.0公式サイトにおいて、対応端末のページで注釈で一部の端末に対して「テザリングがご利用いただけません」という記載があるため、その注釈に該当しない端末においてはテザリングが利用できます。

povo 2.0のデータ使い放題24時間でもテザリングが利用できる可能性が高い

povo 2.0にはトッピング(オプション)として、1回あたり330円(税込)で利用できる「データ使い放題24時間」が用意されています。

povo 1.oにおける「データ使い放題24時間」は1回あたり220円(税込)でしたが、テザリング利用も含まれていたので、povo 2.0の「データ使い放題24時間」もテザリングが利用できます。

povo 2.0サイト内で、「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限します。」という注釈があるため、大量のデータ通信を行った場合に、一部時間帯に通信速度の制限が行われる可能性があります。

povo 2.0でテザリングを使う場合の注意点は？

povo 2.0でテザリングを使用する場合の注意点は以下となります。

スマホやiPhoneのバッテリーを消費しやすい

スマホ端末でテザリング機能を使用することで、スマホ単独で使用する場合に比べて、バッテリーの消費が早くなる傾向にあります。

外出中などすぐに充電できない環境での利用には考慮が必要です。

また、PCとUSBケーブルで接続して充電しながら、スマホ端末のテザリングを利用する方法を選ぶことで、バッテリーの消費を大幅に抑える事が可能です。

PCでテザリングするとデータ通信量を大幅に消費しやすい

PCでテザリングして大画面で高画質な動画を閲覧したり、ファイル転送サービス等で数十GBの大型ファイルを転送しようとしたりすると、povoの月間データ通信容量の20GB分を一気に消費しやすいので、注意が必要です。

数GBレベルの大きなデータファイルの転送は、光回線やWi-Fiなどに接続して通信するのがおすすめです。

必ずテザリング用のパスワードを設定する必要がある

テザリングを利用する際、テザリングに接続するときにパスワードを要求する設定にしておかないと、他人でも誰でもあなたのスマホにテザリング接続が可能になってしまい、セキュリティ上の問題や、データ通信容量が勝手に消費されてしまうといった大きな問題が発生する可能性があります。

テザリングを利用する際は、必ずテザリング用のパスワードを設定しましょう。

テザリングの設定のやり方

iPhoneでテザリング接続をするには？

iPhoneでテザリングを利用するには、初回のみ設定が必要です。

まず、iPhoneで設定アプリを開いて、「インターネット共有」をタップします。

「ほかの人の接続を許可」のトグルを緑のONにすることで、テザリング機能が有効になります。

他の機器からあなたのiPhoneに接続してテザリングを使うには、「あなたが設定したiPhoneの名前」をWi-Fiアクセスポイントとして選択し、上の画面に書かれているパスワードを入力します。

Androidでテザリング接続をするには？

1.Android端末でテザリング接続をするには、設定アプリを開いて、「ネットワークとインターネット」をタップします

2.「アクセスポイントとテザリング」をタップします

3.「Wi-Fiアクセスポイント」と「USBテザリング」「Bluetoothテザリング」をここから有効化することができます

今回は「Wi-FIアクセスポイント」の手順を解説するので、「Wi-Fiアクセスポイント」をタップします。

4.OFFになっているトグルを「ON」にします

5.Wi-Fiアクセスポイントが有効になりました。アクセスポイント名とパスワードが確認できます

以下のように、パスワードの確認と変更が可能です。

テザリングには3種類の方式がある

テザリングを行う際は、多くのスマホにおいて一般的に以下の3つの方式が利用できます。

• Wi-FI方式
• Bluetooth方式
• USBケーブル方式

Wi-Fi方式

Wi-Fi方式のメリットは、通信速度が遅くなりづらい点です。その代わりバッテリーの消費は激しい傾向にあります。

Bluetooth方式

Bluetooth方式のメリットはバッテリーの消費が遅い点ですが、その代わり通信速度が遅くなりがちです。

USBケーブル方式

USBケーブル方式はパソコン等とスマホをUSBケーブルでつないでテザリングする方式となります。

充電しながらテザリングができるため、バッテリーの消費を大幅に抑えることができます。

通信速度は最も早い傾向にありますが、物理的に1台までしか同時に接続ができません。

本ページの情報は2023年7月31日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。