LINEMO(ラインモ)が安い理由はなぜ?格安料金の仕組みを解説のサムネイル画像

LINEMO(ラインモ)が安い理由はなぜ?格安料金の仕組みを解説

#LINEMO(ラインモ)

広告当ページには事業者からのアフィリエイト広告が含まれています。

LINEMOの長期利用ユーザーが解説!

郵送で届いたラインモのミニプランのSIMカードと案内

LINEMO(ラインモ)が安い理由はなぜ?

ソフトバンクのオンライン専用ブランドLINEMOは格安料金で注目を集めています。

LINEMOが注目される理由の1つは中容量、小容量に対応したプランがそれぞれ低価格で利用できることです。

これまでの大手キャリアの料金プランでは考えられなかったほど安い料金でサービスを提供していますが、なぜそのような安い価格を実現できるのでしょうか?

当記事ではLINEMOが安い理由はなぜなのか、格安料金の仕組みについて解説します。

LINEMO

LINEMO(ラインモ)の安い料金プラン

以下の価格はすべて税込です。

LINEMOの料金プランは、スマホプランとミニプランの2つに分かれます。

スマホプランは月間20GBのデータ通信が利用できて2,728円の中容量プラン。

ミニプランは月間3GBのデータ通信が利用できて990円の小容量プランです。

価格が安いにもかかわらず、ソフトバンクの従来の料金プランと同じキャリア品質の高速通信が利用でき、5Gにも対応しています。

同じ内容をソフトバンクの従来の料金プランで実現しようとすると次のような価格になります。

LINEMOベストプランが最大6ヶ月間全額戻ってくるキャンペーン中!
LINEMO
公式サイトを見る>
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外。一部キャンペーンとの併用不可。PayPayポイントの出金・譲渡不可。オンライン専用。

スマホプランの場合

データ容量の上限が20GBか無制限かの違いがありますが、ソフトバンクの従来の料金プランで20GBを使いたい場合は、メリハリ無制限になります。

メリハリ無制限(3GB超~)の基本料金は7,238円です。

割引なしだと7,238円と2.7倍もの価格差があります。

適用できる割引をすべて適用した場合(2,310円割引)でも4,928円ですので、1.8倍の開きがあります。

LINEMOベストプランが最大6ヶ月間全額戻ってくるキャンペーン中!
LINEMO
公式サイトを見る>
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外。一部キャンペーンとの併用不可。PayPayポイントの出金・譲渡不可。オンライン専用。

ミニプランの場合

ソフトバンクの従来の料金プランで3GBを使いたい場合は、メリハリ無制限またはミニフィットプラン+になります。

割引適用の有無でどちらが安いかは変わります。

割引適用前

割引を適用しない場合の価格は、それぞれ次のとおりです。

  • メリハリ無制限(~3GB) 5,588円
  • ミニフィットプラン+(~3GB) 5,478円 

割引なしだと、ミニフィットプラン+のほうが安くなります。

それでも5,478円とLINEMOミニプランと比べると5.5倍もの価格差があります。

割引適用後

割引をすべて適用した場合の価格は、それぞれ次のとおりです。

  • メリハリ無制限(~3GB) 3,278円
  • ミニフィットプラン+(~3GB) 4,378円 

適用できる割引をすべて適用した場合(2,310円割引)は、メリハリ無制限のほうが安くなります。

それでも3,278円ですので、LINEMOミニプランと比べると3.3倍もの開きがあります。

LINEMOベストプランが最大6ヶ月間全額戻ってくるキャンペーン中!
LINEMO
公式サイトを見る>
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外。一部キャンペーンとの併用不可。PayPayポイントの出金・譲渡不可。オンライン専用。

LINEMO(ラインモ)が安い理由

同等の通信品質のサービスが受けられるにもかかわらず、このような大きな価格差がある理由には、次のようなものが考えられます。

オンライン専用である

LINEMOの申し込みや各種手続きはすべてオンラインでの受付です。

オンライン専用にすることで店舗にかかる経費や人件費を抑えることができ、価格を抑えることができます。

シンプルな料金プラン

LINEMOの料金プランは、当初は現在のスマホプラン1つだけでスタートしました。

その後、低額小容量のミニプランが追加されました。

従来の料金プランのように複雑ではありません。

シンプルな料金プランで価格を抑えながら、中容量、小容量のユーザーを取り込もうという動きが見て取れます。

各種サービスや割引の削減

LINEMOではソフトバンクの従来の料金プランで利用できたサービスや割引が利用できなくなりました。

サービスや割引を削減して、経費を下げることで価格が抑えられます。

従来の料金プランで利用できて、LINEMOでは利用できないサービスや割引には主に次のものがあります。

キャリアメール

LINEMOには、従来の料金プランに付いていた携帯電話用のメールアドレスを利用できるキャリアメールのサービスはありません。

ただし、2021年12月からドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア3社では、キャリアメールの持ち運びサービスを開始しました。

月額330円(ソフトバンクは月額330円か年額3,300円を選択)で利用できますので、現在のメールアドレスを引き続き利用したいという方は、利用されると良いでしょう。

新みんな家族割

「新みんな家族割」は、一定の範囲内の家族がみんなでソフトバンクを利用することで、各回線の料金が最大1,210円割り引かれる割引サービスです。

LINEMOの回線は、この「新みんな家族割」の対象外で、回線数カウントの対象にもなりません。

対面や電話によるサポート

LINEMOでは、ソフトバンクショップでの対面のサポートは行っておらず、サポートが必要な場合は原則としてチャットによる対応となります。

ドコモのahamoのような店頭での有償サポートは行っていません。

端末のセット販売

LINEMOでは端末の販売を行っていません。

SIMフリーの端末を購入するか、最近ではキャリア版の端末を回線契約なしで購入することもできるので、そちらを利用することもできます。

大きな問題にはならないでしょう。

その他のLINEMOで利用できないサービス等については、LINEMOの公式サイト→「よくあるご質問」→「LINEMOでご利用できないサービス」で検索すると一覧が確認できます。

LINEMOベストプランが最大6ヶ月間全額戻ってくるキャンペーン中!
LINEMO
公式サイトを見る>
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外。一部キャンペーンとの併用不可。PayPayポイントの出金・譲渡不可。オンライン専用。

LINEMO(ラインモ)登場の背景

LINEMOのような安い料金プランの登場は利用者にとってはとてもありがたいことです。

一方、ソフトバンクにとっては高い料金で利用してもらえる方がありがたいでしょう。

では、なぜこのようなプランが導入されたのでしょうか?

それには次のような背景があります。

国の方針

2020年9月に菅義偉政権が誕生し、携帯料金の引き下げも公約に掲げられます。

菅氏は官房長官時代には、「携帯料金は4割引き下げる余地がある」と発言するなど、携帯料金の引き下げに非常に熱心でした。

大手3社により市場が占められていたため、携帯電話料金は下がらず、国際的にも高い水準にあったことが問題視されます。

各社とも高い営業利益を出しており、儲けすぎだとの批判もありました。

携帯電話事業は国から免許を受けて行うため、政府の方針をないがしろにするわけにもいかず、各社は料金引き下げに動くことになります。

まずは、KDDI、ソフトバンクがサブブランドの料金引き下げで対応しますが、サブブランドを持たないドコモはメインブランドにオンライン専用のahamoを導入することで対応しました。

そこで、ソフトバンクはahamoに対抗するような形で、「SoftBank on LINE」(現在のLINEMOスマホプラン)を発表します。

楽天モバイルの携帯電話事業参入

2020年4月には第4のキャリアとして、楽天モバイルが携帯電話のサービスを開始しました。

データ通信容量が無制限で月額2,980円(税込3,278円)という格安な価格だけでなく、1年間無料という衝撃的なキャンペーンを携えての参入です。

さらに、楽天モバイルは大手3社のオンライン専用プランに対抗して段階制の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を導入します。

1GBまで0円、1~3GB1,078円、3~20GB2,178円、20GB~3,278円とライトユーザーにとっても、ありがたいプランです。

競合が増えて競争が激しくなると、ソフトバンクとしても何らかの対策が必要になります。

LINEMOのスタート当初の料金プランは現在のスマホプラン(20GB2,728円)のみでした。

後に追加されたミニプランの3GB990円は、「Rakuten UN-LIMIT VI」の1~3GB1,078円を意識したものだと考えられます。

LINEMOベストプランが最大6ヶ月間全額戻ってくるキャンペーン中!
LINEMO
公式サイトを見る>
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外。一部キャンペーンとの併用不可。PayPayポイントの出金・譲渡不可。オンライン専用。

理由のある料金設定

LINEMOの料金が安いのは、以上のような理由や背景があるためです。

通信品質に関しては従来の料金プランと同等で、低価格が実現されています。

品質を落として価格を下げたものではないので、そこは安心して利用できるでしょう。

一方、通信品質以外のサポート等の部分で手厚いサービスを求める方にとっては、不便なサービスと感じられるかもしれません。

そちらを求めるのであれば、従来の料金プランを利用されるほうが良いでしょう。

LINEMOベストプランが最大6ヶ月間全額戻ってくるキャンペーン中!
LINEMO
公式サイトを見る>
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外。一部キャンペーンとの併用不可。PayPayポイントの出金・譲渡不可。オンライン専用。

詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください。

本ページの情報は2023年11月8日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。

Profile

この記事の執筆者

アプリポ編集部

アプリポ編集部では、スマホやアプリ、ネット回線/VPN等のオンラインツールを上手に活用するためのTipsを提供するコンテンツ制作を行っています。ネット回線速度の投稿型サイト「回線ちぇっく」を開発・運営や、LINEMOやpovo等の格安SIM回線各社やVPN等のサービスを実際に契約し、随時記事コンテンツをアップデートし続けています。

郵送で届いたラインモのミニプランのSIMカードと案内 povo 2.0で到着したSIMカード一式の画像 ahamoのSIMカード一式の画像

About

アプリポについて

アプリポはスマホ端末や有名アプリ、モバイルSIMやネット回線を上手に活用するために役立つTipsを提供するWebサイトです。

Company

サイト運営会社概要

私たち「株式会社七変化」はスマホやPCの使い方やモバイル回線に関する解説コンテンツを提供するWebサイト「アプリポ」の運営、ネット回線速度の測定&ユーザー投稿型データベース「回線ポスト」の運営、Web制作事業などの事業を行っています。

会社名 株式会社七変化(7henge, inc.) 会社概要
法人番号 4100001034520
代表取締役 長島圭佑(Keisuke Nagashima)
会社設立 2021年8月10日
個人事業としての創業 2015年7月
事業内容 Webサイトの企画運営事業/Webサービス&アプリの開発&運営事業、Web受託発&マーケティング支援事業等
本店事務所所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22階
資本金 100万円
株主 発行株式の100%を代表取締役が保有
問い合わせ先 お問い合わせフォーム
メール連絡先:contact@7-henge.co.jp
電話連絡先:070-8490-6724
※営業のお電話はお断りします。お問い合わせフォームよりご連絡ください。

LINEMOベストプランが最大6ヶ月間全額戻ってくるキャンペーン中!

LINEMO
公式サイトを見る>