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目次
楽天モバイルのプラチナバンドの効果はいつ実感できる?
2024年6月27日より楽天モバイルで4G(LTE)のプラチナバンドの商用サービスが開始されました。
画像引用元:楽天モバイル公式サイト
この記事では、以下のトピックについて解説します。
- 2024年6月27日より楽天モバイルで4Gプラチナバンドである700MHz(Band 28)帯のサービス提供を開始
- 楽天モバイルのプラチナバンドは主に屋内をカバー。混雑する地下空間や大都市のビル内・ビル街で効果を体感できるように
- 東京や首都圏の都市部では地下空間やビル内を中心にプラチナバンド効果が2024年から徐々に発揮されそう
- 大阪/関西/名古屋/福岡など地下鉄や地下街/ビル街が広い大都市でもプラチナバンドが2024年以降に展開される予定
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楽天モバイルのプラチナバンドは10年後に人口カバー率8割以上
楽天モバイルが2023年10月に総務省に対して提出したプラチナバンド基地局の開設計画がオンラインで誰でも閲覧可能になっています。
700MHz帯における移動通信システムの普及のための 特定基地局の開設計画の認定
この開設計画によると、認定から10年後までにプラチナバンドの人口カバー率が各総合通信局管区で80%以上となることが国から求められており、楽天モバイルは認定期間終了時の人口カバー率83.2%を実現することが記載されています。
認定から10年後の認定期間終了時の楽天モバイルのプラチナバンドにつながる人口カバー率は83.2%と日本国内の人口の5人に4人がプラチナバンドの恩恵を受けられるようになり、面積カバー率では14.4%にのぼります。
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楽天モバイルのプラチナバンドは今後数年間で地下空間や屋内で効果が徐々に出る
プラチナバンドは電波が隅々まで届きやすい特性を持ったバンドです。
2024年以降は当面の間、楽天モバイルの自社回線の電波が弱い地下鉄や地下街、ビルが入り組んだ屋内空間を中心に、プラチナバンドの基地局整備を進めていく予定です。
これにより楽天モバイルの電波が地下鉄や屋内、地下街など、今まで障害物が多く電波状況が悪かった場所でつながりやすくなります。
- 2024年6月に開始されたプラチナバンドは700MHz帯の自社回線バンド
通信規格 | バンド名 | 周波数帯 |
---|---|---|
4G(LTE) | Band 3 | 1.7GHz帯 |
4G(LTE) ※パートナー回線(KDDI) |
Band 18/26 | 800MHz帯 ※プラチナバンド |
4G(LTE) ※2024年6月27日提供開始 |
Band 28 | 700MHz帯 ※プラチナバンド |
5G Sub6 | n77 | 4.5GHz帯 |
5G mmWave | n257 | 28GHz帯 |
楽天モバイルはすでに設置済みの基地局に対してプラチナバンドのアンテナを設置することで迅速にプラチナバンドの対応エリアを広げていく予定です。
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2024年6月時点ではプラチナバンドの効果は首都圏の一部のみ
楽天モバイルの4Gプラチナバンド(Band28)は、2024年6月27日に東京都世田谷区内の1基地局で開始されました。
一方で、現時点で開局しているのは東京都世田谷区にある1局のみ。電波も1セクターにしか発射しておらず、その効果はかなり限定的になる。
関東の都市部(東京都世田谷区)のみで開始されたプラチナバンドですが、現在は関東地方以外の大都市ではプラチナバンドの提供は開始されていません。
関西や名古屋、福岡でのプラチナバンド効果はまだまだこれから
以下のリストにあるような大都市はいずれも地下鉄路線や地下街を持ち、ビルがひしめく都心部も広いため、プラチナバンドの提供開始がつながりやすさの向上に特に効果的です。
- 関西の大都市(大阪/京都/神戸等)
- 名古屋
- 福岡
- 札幌
- 仙台
2024年6月現在上のリストにある大都市では楽天モバイルのプラチナバンドの基地局やアンテナが設置されていません。
国内の大都市にはすでに楽天モバイルの既存の基地局が多く設置されており、プラチナバンドのためのアンテナを既存の基地局に追加するだけでプラチナバンド対応が進んでいくケースも多いです。
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プラチナバンドの効果を得るためにはBand28で通信できるスマホが必要
これから楽天モバイルの700MHz帯の4Gプラチナバンドのエリアが広がっていっても、Band28に対応しているスマホじゃないとプラチナバンドの効果はありません。
iPhoneはどのキャリアの端末でもiPhone 6s以降の全機種で楽天モバイルのプラチナバンド対応ですが、Androidスマホは楽天モバイルのセット端末でも非対応な場合があります。
以下の記事でプラチナバンドの対応機種や調べ方について詳しく解説しています。
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楽天モバイルの契約回線数が増加し電波改善につながる
2024年6月に発表されたデータによると、楽天モバイルの契約者数は700万回線以上です。
- 楽天モバイル公式サイトの画面上にも、Thank You 700万回線というメッセージが掲げられていました。
画像引用元:楽天モバイル
楽天モバイルは契約回線数の増加が低迷した時代もありましたが、2024年に入ってからは契約回線数の大幅な増加が続いています。
楽天モバイルの契約回線数の推移
- 2024年6月:700万回線以上
- 2024年4月:650万回線以上
- 2022年9月:518万件
- 2022年6月:568万人
楽天モバイルの利用者が増えることでプラチナバンドだけでなく5G(Sub6)や他の4Gアンテナの基地局の増強が進み、従来より繋がりやすいブランドへの成長につながります。
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本ページの情報は2024年7月11日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。
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