LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)を比較【2023年最新】どっちがおすすめ？

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)はどっちがおすすめ？

大手キャリアのオンライン専用ブランドに格安SIMと携帯電話の料金プランも多様化しています。

これだけ増えると、何を選べばよいのか分からないかもしれません。

そこで、当記事では数あるサービスの中からLINEMOとmineoを選んで比較し、どっちがおすすめかを解説します。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の料金プランの比較

LINEMOの料金プラン

LINEMOの料金プランはミニプランとスマホプランの2つです。

ミニプラン

• データ通信容量　3GB(超過後は通信速度が最大300kbpsに低下)
• 月額基本料金　990円(税込)

 スマホプラン

• データ通信容量　20GB(超過後は通信速度が最大1Mbpsに低下)
• 月額基本料金　2,728円(税込)

mineo(マイネオ)の料金プラン

mineoの料金プランには、高速通信がデータ通信容量制限ありで利用できる「マイピタ」と、速度制限のあるデータ通信が容量無制限で利用できる「マイそく」があります。

マイピタ

マイピタはデータ通信容量に応じて4種類のプランがあります。

月額基本料金は下記のとおりです。

• 1GB　1,298円(税込)
• 5GB　1,518円(税込)
• 10GB　1,958円(税込)
• 20GB　2,178円(税込)

容量を使い切った後は最大速度が200kbpsになります。

また、月額385円(税込)(10GB以上のコースの場合は無料)の「パケット放題Plus」を利用すれば、最大1.5Mbpsの速度でデータ通信が使い放題になります。

余ったデータ通信容量は翌月まで繰り越せます。

マイそく

マイそくは、通信速度に応じて4種類のプランがあります。

月額基本料金は下記のとおりです。

• スタンダード(最大1.5Mbps)　990円(税込)
• プレミアム(最大3Mbps)　2,200円(税込)
• ライト(最大300kbps)　660円(税込)
• スーパーライト(最大32kbps)　250円(税込)

1回あたり198円(税込)の24時間データ使い放題を利用することで、高速通信が利用できます。

ただし、時間帯や利用状況により速度制限が行われる場合があります。

上記は音声通話付のプラン料金です。

他に音声通話が付かないデータ通信のみのプランもあります。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の使用回線の比較

LINEMOの使用回線

LINEMOは大手キャリアのソフトバンク株式会社が運営するMNO(Mobile Network Operator =  移動体通信事業者)によるサービスで、ソフトバンクの回線が従来の料金プランと同等の品質で利用できます。

mineoの使用回線

大手キャリアの回線を借りてサービスを提供するMVNO(Mobile Virtual Network Operator ＝ 仮想移動体通信事業者)です。

ドコモ、au、ソフトバンクの回線から選べます。

関西電力が出資する電気通信事業者の株式会社オプテージが運営しています。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の利用者数を比較

LINEMOの推定利用者数

50万人に満たない(参照：日本経済新聞)

mineoの推定利用者数

約139万人(2022年3月末時点)

• 総務省報道資料「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表（令和3年度第4四半期（3月末））」の別紙「ＳＩＭカード型の契約数における事業者別シェア」より

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の電話オプションを比較

LINEMOの通話オプション

下記の2種類の通話オプションが用意されており、いずれも専用アプリ不要で標準電話アプリから発信できます。

通話準定額

月額550円(税込)で5分以内の国内通話無料

通話定額

月額1,650円(税込)で通話時間・回数ともに無制限で国内通話無料

mineoの通話オプション

mineoでは下記の2種類の通話オプション「かけ放題サービス」が用意されています。

専用アプリは不要で、標準電話アプリから利用可能です。

10分かけ放題

月額550円(税込)で10分以内の国内通話がかけ放題

時間無制限かけ放題

月額1,210円(税込)で時間無制限で国内通話がかけ放題

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)のセット端末販売状況は？

LINEMOのセット端末販売状況

回線と端末のセット販売は行っていないため、別途、端末を用意する必要があります。

mineoのセット端末販売状況

回線と端末のセット販売を行っています。

iPhoneやAndroid端末を分割払いで購入することも可能です。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)のバンド(周波数帯)は？

バンド(周波数帯)とは？

iPhoneの場合は日本国内で購入したiPhoneであれば、基本的にどの携帯電話会社や格安SIM(LINEMOやmineoを含む)に乗り換えても通信に問題はありません。

ですがAndroid端末の場合、以下のうち一部のバンドにのみ対応している端末である場合があります。

• ドコモ回線→mineoのドコモ(D)回線プランが該当
• au回線→mineoのau(A)回線プランが該当
• ソフトバンク回線→LINEMOとmineoのソフトバンク(S)回線プランが該当
• 楽天モバイル回線

Android端末をLINEMOやmineoに持ち込む際は、

• LINEMOやmineoの公式サイト記載の「動作確認済端末 or 対応端末」にお持ちのAndroid端末が含まれているか？
• お持ちの端末の対応バンドと利用するモバイル通信サービス(LINEMOやmineo等)のバンドが一致するかを確かめる

必要があります。

LINEMOのバンド(周波数帯)

ソフトバンク回線ですので、下記の周波数帯を利用してサービスを提供しています。

ご利用の端末がこれらの周波数帯に対応していない場合は、正常に通信ができないかもしれません。

• 4G　Band 1/3/8/11/28/41/42
• 5G　n77/n257

mineoのバンド(周波数帯)

ドコモ、au、ソフトバンクの回線から選べます。

ご利用の端末の対応周波数にあった回線を選ぶようにしましょう。

各回線の周波数帯は下記のとおりです。

ドコモ回線

• 4G　Band 1/3/19/21/28/42
• 5G　n78/n79/n257

au回線

• 4G　Band 1/3/11/18/26/28/41/42
• 5G　n77/n78/n257

ソフトバンク回線

• 4G　Band 1/3/8/11/28/41/42
• 5G　n77/n257

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)のキャンペーン比較

LINEMOのキャンペーンの実施状況

LINEMOでは次のキャンペーンを実施中です。

ミニプラン基本料最大6ヶ月間実質無料キャンペーン

新規またはMNPでの乗り換えによるミニプラン・スマホプランへの申込で、990円相当のPayPayポイントが最大6ヶ月間キャッシュバックされ、ミニプランの場合半年間実質無料で利用することができます。

通話オプション割引キャンペーン

LINEMO契約から7か月後まで

• 通話準定額(月額550円(税込))が無料
• 通話定額(月額1,650円(税込))が1,100円(税込)

で利用できます。

その他のキャンペーン

LINEMOでは他にもさまざまなキャンペーンを実施中です。

詳細は以下の記事で解説しています。

mineoのキャンペーンの実施状況

mineoでは次のキャンペーンを実施中です。

かけ放題キャンペーン

新規でかけ放題オプションを申し込むと初月月額料金が無料になるキャンペーンです。

その他のキャンペーン

mineoでは他にも期間限定のキャンペーン等を実施中です。

詳細はmineoの公式サイトでご確認いただけます。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)のデータカウントフリー機能の比較

LINEMOのデータカウントフリー機能

LINEMOならではの機能として「LINEギガフリー」があります。

LINEアプリのトーク、音声通話、ビデオ電話等をどれだけ使ってもデータ通信容量が消費されません。

プランごとのデータ通信容量を使い切った後でも、LINEアプリは速度制限なく利用できます。

mineoのデータカウントフリー機能

mineoには特定のコンテンツの通信についてデータを消費しないデータカウントフリーの機能はありません。

パケット放題Plusや24時間データ使い放題をうまく活用することで低価格で大容量の通信ができます。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の光回線セット割提供状況の比較

LINEMOの光回線セット割

LINEMOではソフトバンクグループの光回線等を同時に利用することによるセット割はありません。

mineoの光回線セット割

mineoとeo光ネットをセットで利用すると、eo光ネットの月額料金から毎月330円(税込)の割引が受けられます。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)のキャリア系サービスの対応状況比較

LINEMOのキャリア決済提供は？

LINEMOでは「ソフトバンクまとめて支払い」が利用できます。

ショッピング代金等を月々のLINEMO利用料金とまとめて支払えるサービスです。

LINEMOのキャリアメール提供は？

LINEMOではキャリアメールのアドレスは提供していません。

現在利用しているアドレスが「メール持ち運びサービス」に対応している場合は、持ち運んで利用することができます。

mineoのキャリア決済提供は？

Dプラン(ドコモ回線)のみmineoキャリア決済に対応していますが、2023年2月現在、新規利用受付を停止しています。

mineoのキャリアメール提供は？

mineo(マイネオ)に申し込むと、「XXXXX@mineo.jp」のメールアドレスが発行されます。

また、現在利用しているアドレスが「メール持ち運びサービス」に対応している場合は、持ち運んで利用することもできます。

• mineo.jpのメールアドレスは、ドコモやau、ソフトバンクなどが提供する大手携帯電話会社のキャリアメールとは仕様が異なる部分も多く、キャリアメールしか登録を受け付けていない会員制サイトへの登録などはできない場合があります

LINEMO(ラインモ)やmineo(マイネオ)は店頭で契約やサポートを受けられる？

LINEMOの店頭での対応

LINEMOはオンライン専用ブランドです。

ソフトバンクショップ等の店頭での申込や相談、電話での問い合わせ等には対応していません。

すべてWebサイト、チャット、LINEでの対応になります。

mineoの店頭での対応

mineoの新規申込等の手続きは、オンラインショップの他、mineoショップ等の店舗で対面ですることも可能です。

詳しくはmineoの公式サイトでご確認いただけます。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の支払い方法の比較

LINEMOの支払い方法

LINEMOの利用料金の支払いは、クレジットカードまたは口座振替のみに対応しています。

mineoの支払い方法

mineoの支払い方法は基本的にクレジットカードのみです。

ただし、eo光ネットを利用中で口座振替により支払っている場合は口座振替も利用できます。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の初期費用の比較

LINEMOの初期費用

LINEMOは契約事務手数料、SIM発行手数料等の初期費用が0円です。

解約時の契約解除料やMNP転出手数料も0円で、契約期間の縛りはありません。

mineoの初期費用

mineoでは契約時に契約事務手数料3,300円(税込)とSIMカード発行手数料440円(税込)がかかります。

解約時の契約解除料やMNP転出手数料は0円で、最低利用期間はありません。

LINEMO(ラインモ)とmineo(マイネオ)の比較のポイント

上記ような違いから、LINEMOとmineoのどちらかを選ぶ際には特に次の点に注目するとよいでしょう。

回線の品質

回線の品質は、MNOのサービスであるLINEMOが総合的に優れています。

価格

少ないデータ通信容量を安く利用するならLINEMOがお得です。

大容量をできるだけ安く利用するなら、mineoが向いています。

利用する端末

手持ちの端末を利用する場合、対応バンドに注意する必要があります。

iPhoneであればどちらでも問題ありませんが、Android端末の場合、LINEMOはソフトバンク回線であることに注意が必要です。

mineoはドコモ、au、ソフトバンクの回線から選べますので、利用する端末に合った回線を選べばよいでしょう。

固定回線の契約状況

eo光ネットをすでに利用していたり、これから利用しようと考えているのであれば、mineoだと割引が受けられます。

店頭対応の有無

対面や電話による対応が必要な場合はmineo、不要な場合はLINEMOになります。

プラン選択の際は、主に以上のような点に注意して総合的に判断するようにしましょう。

詳細はLINEMOの公式サイト（https://www.linemo.jp/）でご確認ください。

本ページの情報は2023年9月15日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。