ahamoの長期利用ユーザーが解説!
- 私たちはahamoのサービス開始直後から継続的にahamoのサービスを利用し、他社SIM回線も複数契約した上で使い勝手を比較・テストしながらサイト運営に取り組んでいます。通信速度を計測できるサービスも開発しました。運営:株式会社七変化
目次
DTI SIMからahamo(アハモ)への乗り換えはおすすめ?
「毎日1.4ギガ使い切り」プランが好評のDTI SIMは、音声プランとデータ通信専用プランがあり用途に合わせて最適なSIMを選べます。
5GB以内もしくは20GB以上使う場合は格安料金ですが、ミドルユーザーはahamoの料金プランの方が割安です。
今回の記事ではDTI SIMからahamoへ乗り換えたほうがお得になる場合について、解説しています。
各種手数料は無料ですが最終月の料金は日割りにならないので乗り換えのタイミングを工夫しムダな料金が発生しないようにしましょう。
DTI SIMからahamoへ乗り換えた方がいい場合
次のような使い方をする人は、ahamoの20GBプランへ乗り換えた方がスマホ代の節約になります。
7GB~20GB使うライト~ミドルユーザー
DTI SIMの音声プランは5GBまではahamoより安いですが5GBを越え20GBまでになるとahamoの20GBプラン2,970円(税込)の方が安くなります。
基本プランでギガが足りない場合は追加チャージができ、500MBで418円(税込)、1GBで660円(税込)なので、5GBプランに1GBチャージした6GBまではDTI SIMの方が安く使えます。
- DTI SIM/1GB:1,320円(税込)
- DTI SIM/3GB:1,639円(税込)
- DTI SIM/5GB:2,112円(税込)
- DTI SIM/6GB(5GB+チャージ1GB:2,112円+660円)=2,772円(税込)
- ahamo/20GB:2,970円(税込)
- DTI SIM/10GB:3,080円(税込)
混雑時のネットをストレスなく利用したい
DTI SIMはドコモ回線を借りて運営している格安SIMです。
公式では最大通信速度は、LTEのエリアで上り50Mbps、下り370Mbpsと発表されていますが、昼間や夕方の混雑時は10Mbps以下になることもあります。
テキストや一般サイトを観る分には問題ありませんが、動画や高画質な画像を観るにはストレスを感じる人も多いでしょう。
ahamoはドコモ回線と同等の通信品質を提供しているので 通常時は平均100Mbpsを超える速度です。
地域や状況によって速度は異なりますが、DTI SIMよりもahamoの方が安定した速度を提供しているので混雑する時間帯でも快適に使いたい人はahamoに乗り換えましょう。
専用アプリを使わずにお得に通話したい
DTI SIMの通話料は11円(税込)/30秒でahamoの半額です。10分以内のかけ放題が902円(税込)で利用できるオプションもあります。
しかし、電話をかける時は「おとくコールアプリ」を使って発信しなければ割引対象にならないので注意が必要です。
特に不在着信があった場合、着信履歴からそのまま発信してしまうと通常料金になってしまい割引対象から外れてしまいます。
ahamoは通常の電話アプリから発信すれば、5分以内の無料通話や有料オプションの完全かけ放題が適用されるので手間なく使えます。
DTI SIMからahamoへ乗り換えない方がいい場合
次のような使い方をする人はahamoに乗り換えずそのままDTI SIMを使い続けましょう。
5GB以内のライトユーザー
毎月必要なデータ容量が5GB以内の人は、ahamoに乗り換えずに5GBプランを使いましょう。
ahamoは余ったデータのくり越しができないので、かなりのムダになってしまいます。
20GB以上のヘビーユーザー
20GB以上使使うヘビーユーザーは「毎日1.4ギガ使い切り」プランがお得です。
ahamoは20GBを超えた場合550円(税込)/1GBで追加できますが、「毎日1.4ギガ使い切り」プランは3,190円(税込)でahamoでデータ容量を追加購入するより安く利用できます。
キャンペーンが適用されると100GBが実質2,970円(税込)で利用できます。
余ったギガは無駄なく使いたい
DTI SIMは1GB・3GB・5GB・10GBプランを契約した場合使い切れなかったデータ容量は翌月にくり越せます。
毎月必要なデータ容量にバラつきがある人は、プラン変更を上手く組み合わせればムダがありません。プラン変更はMy DTIより申し込めるので毎月25日までに手続きを完了させましょう。
ただし、お試しプランやでんわ定額プランは、契約より半年間はデータくり越しの対象外です。
DTI SIMからahamoへ乗り換える時の料金
乗り換えるときにかかる手数料は特に発生しません。
転入出に手数料はかからない
乗り換える時の手数料は、転出・転入どちらの場合もかかりません。
DTI SIMの最終月は日割りにならない
DTI SIMの解約月の利用料金は日割りではなく全額請求です。
月の途中で解約しても1カ月分の料金が発生するので、月末近くに乗り換えればahamoの初月料金と二重払いになる期間を減らせます。
月末は窓口が込み合い処理が遅れ翌月にまたがってしまう可能性もあるので、1週間前までに乗り換えが完了するよう余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
ahamoの初月料金は日割り
ahamoの初月料金は、基本料金・オプション料金ともに日割り計算されます。
月のどのタイミングでスタートさせても損することはありません。
解約手数料はかからない
DTI SIMは「最低利用期間」は設けていないので、解約時の手数料や違約金は発生しません。
DTI SIMからahamoへ乗り換える時の注意点
DTI SIMからahamoへ乗り換える時は、次の2点に注意しましょう。
MNP予約番号の有効期限切れ
MNP予約番号の有効期限は、発行日を含む15日間です。ahamoの申し込みをする時点で10日以上の残日数が必要です。
予約番号は「My DTI」にアクセスし、解約メニューから「MNP予約番号発行手続き」へと進み申し込みます。
発行日数は申請後2日程度かかるので、月末ギリギリに申し込むと間に合わない可能性があるため早めに準備しましょう。
SIMカードの返却
DTI SIMを転出しahamoに切り替わった後は使用していたSIMカードの返却が必要です。
解約月の翌々月25日までにDTI SIMにSIMカードを送付します。(送料はユーザー負担)
期限までに返却しなかった場合は、紛失手数料3,300円(税込)が請求される場合もありますが、明確な基準は公開されていません。
SIMカードは、解約すれば手元に置いておくメリットはないので速やかに返却しましょう。
DTI SIMからahamoへ乗り換えは7GB~20GB利用のユーザー
DTI SIMは1GBから使い放題まで幅広いプランが提供されているので、ライトユーザーとヘビーユーザーは乗り換えずにそのまま使いましょう。
6GBまではDTI SIMの方が安くなりますが7GB~20GBではahamoの20GBプランがお得です。
昼間や夕方の通信速度に不満やストレスを感じている人も、ahamoの方が安定したネット環境を確保できるためおすすめです。
DTI SIMからahamoに乗り換える場合の手順&やり方は?
DTI SIMからahamoに乗り換える手順は、
- 手持ちのスマホ端末をDTI SIM使っていて、それをahamoに持ち込んで利用したい場合
- DTI SIMへの乗り換え時にスマホ端末を新たに購入して利用したい場合
でそれぞれ異なります。
手持ちのスマホ端末をDTI SIMで使っていて、それをahamoに持ち込んで利用したい場合
- 手持ちのスマホ端末がahamoの対応端末に含まれているかどうかahamoの公式サイトで確認する※ご利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利用いただくことはできません。ご利用中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。
- 対応端末に含まれていることが確認できたら、DTI SIMでMNP転出のための予約番号を発行する
- ahamo公式サイト上でMNPでahamo(SIMカードで契約 or eSIMで契約)に申し込む(ahamoを店舗でのサポートを受けながら申込みたい場合はこちら)
- 契約審査通過後、利用開始日にahamoからSIMカードが到着する or eSIMが利用可能になる
- SIMカードで契約の場合はSIMカードを入れ替えた後、APN設定をすることで、ahamoが利用可能になる
- ahamo回線の利用ができているかどうかを、Wi-Fiをオフにしてデータ通信や電話を使ってチェックする
ahamoへの乗り換え時にスマホ端末を新たに購入して利用したい場合
- ahamoの公式サイトで購入できるスマホ機種の中から、購入するスマホ機種を選ぶ
- DTI SIMでMNP転出のための予約番号を発行する
- ahamo公式サイト上でMNPでahamo(スマホとSIMをセットで購入)に申し込む(ahamoを店舗でのサポートを受けながら申込みたい場合はこちら)
- 契約審査通過後、利用開始日にahamoからスマホとSIMカードのセットが到着する
- ahamoが利用可能になる
- ahamo回線の利用ができているかどうかを、Wi-Fiをオフにしてデータ通信や電話を使ってチェックする
ahamo(アハモ)に申し込む際に必要なものは?
DTI SIMからahamoに移行する場合、申込みの際には、以下の4点を用意する必要があります。
- 運転免許証やマイナンバーカード等の本人確認書類(詳しくはahamo公式サイトの申込み時に記載があります)
- 支払いのためのクレジットカード情報もしくは銀行口座情報
- MNP予約番号
- キャリアメール以外のメールアドレス
上記4点が用意されていない場合は、ahamoに申込みができません。事前に用意する必要があります。
ahamo公式サイト上で手続きを開始するには?
ahamo公式サイト上で、DTI SIMなど他社からの移行を申し込む手順を解説します。
1.ahamo公式サイトの「今すぐ申し込み」をタップします
2.表示されたページ上で、「docomoを契約していない方」のうち、スマホとセットで購入する場合は「スマホとSIMをセットで購入」、SIMのみ契約する場合は、「SIMのみを購入」を選択して「次へ」ボタンをタップします
※今回は「SIMのみを購入」の手順を解説します
3.DTI SIMで使用していた電話番号を引き継ぎたい場合は、「他社からの乗り換え(MNP)」を選択し「次へ」をタップします
4.かけ放題オプションが必要ない場合は、「かけ放題オプションを申し込まない」を選択します。毎月の支払い金額シミュレーションが表示されるので、問題なければ「次へ」をタップします
5.契約前の確認事項が表示されるので、自身の端末が対応しているか未確認の場合は「対応端末を確認」ボタンをタップして、お持ちのスマホ端末がahamoの対応端末に含まれるかを確認します。対応していることを確認済みの場合は「このまま手続きへ」をタップします
6.申し込み前の準備が表示されるので、下にスクロールしながら必要書類等を確認していきます。内容を確認し問題なければ「準備OK」をタップします
7.dアカウントを持っていない場合はメールアドレスを入力して「次へ」をタップします。※dアカウントをすでに持っている場合は、「持っている」を選択してください
8.入力したメールアドレスに届いたワンタイムキーを入力します
9.「MNP予約番号」「MNP予約番号の有効期限」「MNPで引き継ぐ電話番号」を入力して「次へ」をタップします
10.MNP申込み受け付け・支払い方法の設定が完了後、審査に通過すると「申込受付の完了メール」が届きます
11.後日SIMカード等が届く or eSIMが利用可能になるので、お持ちのスマホ端末でahamoを利用する場合は同封の案内に従ってSIMカードの挿入と設定を行うことで、ahamoの利用スタートです。DTI SIMはahamo回線開通時に自動的に解約となります
ahamoでは他社より持ち込んだスマホ端末の動作保証はしていない
ahamoやNTTドコモでは基本的に、他社で販売されていたスマホ端末をahamoに持ち込む際の動作保証は行っておりません。
そのため、万が一ahamoに移行した際にスマホ端末で動作に問題があった場合でもサポートを受けることはできません。
不安な方は、ahamoでのSIMカードとスマホ端末のセット販売を利用すると良いでしょう。
ahamoでは他社で販売されたスマホやSIMフリーのスマホを含め、対応端末が発表されていますが、どちらもahamoで独自に検証した結果であり、対応端末に含まれている端末であれば動作する可能性が高いですが、あくまで他社からの持ち込みは自己責任となっています。
本ページの情報は2023年7月10日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。
※ahamo(アハモ)は82の国と地域で20GBまで無料で利用できる!※15日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。※ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。
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